(調査報告)

高等学校の通常学級におけるSME実践による発達障害者支援の可能性の検討

− 生徒指導担当教諭および養護教諭へのアンケート調査から −


要 旨:本研究の目的は, 高校生の最近のストレス状況や高等学校の通常学級におけるストレス・マネジメント教育(以下, SME)の実態およびニーズを明らかにするとともに, 通常学級に在籍する発達障害のある生徒に対するSMEを通した支援の可能性についての視座を得ることである. 高等学校(1000校)に在籍する生徒指導担当教諭および養護教諭を対象に質問紙調査を行なった. その結果, 高校生のストレスが依然として深刻な状況にあり, SMEによる支援ニーズが高まっていることが示唆された. SMEに期待する効果としては, 「ストレス・マネジメント能力の育成」などの直接的な効果を求める声に加えて, 「対人関係の向上」などの間接的な効果を求める声が挙げられた. 加えて, 偏差値帯によるニーズや, 生徒指導担当と養護教諭の立場の違いによるニーズの違いが明らかになった.

キーワード:高校生   発達障害   ストレス・マネジメント



本文PDF  (画面での閲覧に制限されております)

ご意見投稿掲示板